緑黄色野菜ってなに?

野菜は栄養学的に「緑黄色野菜」と「淡色野菜」の大きく2つの種類に分類されます。
一般的には色の濃い野菜の事を「緑黄色野菜」と呼んでいるようですが、これでは定義が曖昧だと言うことで、厚生省は次のようなガイドラインをもうけて分類しています。

 緑黄色野菜  100グラムに600マイクログラム以上のベーターカロチンを含む野菜

緑黄色野菜は厚生省の定義では「新鮮な野菜100g中にベータカロチンを600マイクログラム(μg) 以上含んでいるもの」とされています。(ただしベータカロチンの含有量が600μg以下であっても、 多く食べられているトマトやピーマン等は緑黄色野菜に含められています。)

1日どのくらい食べればいいの?

厚生省では緑黄色野菜を100グラム以上食べることをすすめています。この程度であれば意識さえすれば、そう苦労なく摂取できるはず。もっとも、シソの葉を100グラムと言うわけに行きませんので、人参・小松菜・ホウレンソウなどがおすすめです。
ただし、ベーターカロチンは料理法によって吸収率が違いますので、吸収しやすい料理法で食べることも忘れてはなりません。